学校寄席、やりませんか?母校で後輩に伝統文化を伝えてください

たくさんのお運び、誠にありがとうございますm(__)m。Web亭落語講座、案内人の落語語朗(らくごかたろう)と申します。皆様に落語の魅力を紹介しております。

夏休みを楽しみにしているのは子供たちだけではありませんな。大きくなっても夏休みは楽しみなものであります。大学生なんかは二ヵ月も夏休みがございます。まぁ、大学生さんは春休みも二ヵ月くらいありますので、うらやましい限りでございます。

でも、最近は公立の小中学校でも、エアコンを完備しているところが増えているそうで、その関係で夏休みは短くなっているんだそうでございます。首都圏でも関西でも8月中に二学期が始まるところが多いそうですな。

時代の流れとでございますかな。私も学校はエアコンで冷房を入れるのは賛成ですが、エアコンの設置でストーブがなくなってしまうのはなんとなく寂しい気がします。寒い冬に先生の目を盗んで、学校のストーブで焼いたお芋やお餅は格別の味でした。

私の知り合いに中学校の先生をされている方がおるのですが、先日、この知人と飲んだ時に、学校の先生は夏休みがあってうらやましい、と云いましたら「何を云ってるんですか。夏休みの時期はたいへんなんですよ。授業の研修やら部活の仕事やらキャンプの行事やら…休めるのはお盆の一週間だけですよ」とのことでありました。

今年なんかは、夏休みではなく、春休みのことだったそうですが、修学旅行の担当だったそうで、京都へ二泊三日で下見の出張だったそうで…いや、それはそれで、やっぱりうらやましいような気がしますが…

その知り合いが申しておったのですが、学校のイベント考えなければならないそうです。中学生が日本文化、教養を身に着けるためのイベント…私、思わず落語家さん呼んで、学校寄席やりなはれ…と提案してしまいました。やっぱり、中学生も伝統的な芸能に触れるべきでっせ、それには楽しめる要素もある落語が最適や。

…思わず、関西弁になってしまいました。しかし、芸をみがくこととともに新しいファンを開拓して文化を伝えていくことも噺家さんの重要な役割です。噺家さんにとっても意味の大きいことです。実は学校寄席は私のアイディアというわけではなく、実践されている噺家さんも多数おられます。なかには定期的に自分の母校で無償でやられている方もおります。噺家はん、一度は母校で学校寄席、やってくんなはれ。

それに噺家さんの営業にも、巡り巡って還ってきまっせ。考えてもみなはれ。子供たちが落語好きになってくれれば、この先何十年もお客さんになってくれるんでっせ。それに、子供さんのことなら、一人で落語を聴きに行こ、とは思わへんでっしゃろ、「お父ちゃん、お母ちゃん寄席につれててぇな」てなことになりますわな。子供さんのファン一人がもう一人、二人とお客さん連れ来るがな。

競馬があれほどポピュラーになったんも、女性ファンの獲得に成功したからや。競馬場を綺麗で楽しめるアミューズメント施設化して、競馬知らん女性が彼氏と一緒に出かけていってもたいくつせん。そういうお人が何度か足を運ぶうちに、競馬ファンになっていったんや。

またまた、関西弁になってしまいました…しかしながら、落語を通して触れる人間の情ってものは家庭のありかたや友人関係の構築にきっとなにかを問いかけるはずでございます。噺家さんと先生の両方にお願いでございます。学校寄席、是非是非ご検討くださいませ。

以上、学校寄席やりませんかの一席でございました。お後が宜しいようで…m(__)m