
たくさんのお運び、誠にありがとうございますm(__)m。Web亭落語講座、案内人の落語語朗(らくごかたろう)と申します。皆様に落語の魅力を紹介していこうと思っております。
東京の下北沢界隈は若者の街と云われております。美味しい食べ物のお店やファッションのお店が立ち並んでおります。お笑いや芝居が上演されているライブハウスもとてもたくさんある街でもあります。
若い方はお笑い、大好きですよね。人気のお笑い芸人さんはアイドル並です。若い方だけではなかったです。小さいお子さんも、パパ・ママ世代も…
同じように聴いて、観て楽しむことができるエンターテイメントに『落語』があります。しかしながら、落語にはどこか、おじいちゃん・おばあちゃんがノンビリ聴いている。そんなイメージもあります。
でも、落語って必ずしもそういうものではありません。若い人だって落語、楽しめます。ちょっとしたところに着目してみるともっと、楽しくなります。そんな落語の楽しいところ、こうすれば落語を楽しく聴くことができるってところをこちらのサイトで紹介してまいりますので、ご参照いただけると幸いです。
「言葉は言霊」きっと心に響く名台詞に巡り逢います
落語は江戸時代に成立した伝統芸能ですから、前述のように歳を重ねてからその良さに触れるという面はあります。それにはちょっとした理由が…いろいろ人生を重ねるとその人生経験からお噺の話のつぼがわかってくることがあるんです…まぁ、子供の頃にどうしても食べられなかったニンジンやピーマンが大きくなると自然に食べられるようになっているところと似ているのでしょうか。
でも、逆に考えると落語のお噺から人生の知己(心に響く言葉は友人と同じなのではないでしょうか…)に出逢うこともあるのです。昨今、「元気をもらう」、「癒し」という言葉は若い人もよく云われる言葉です。落語のお噺は実は大まかに分けると、人情噺と滑稽噺に分類されます。人の感情、喜怒哀楽が詰まっています。
確かに、中学生や高校生という年代に親子の情なって云っても、あんまりピンとこないところはあるかもしれません。でも、皆さんの親御さんはどんな願いを込めて皆さんのお名前を考えられたのでしょうか…きっと、自分の子におめでたい言葉を並べた長い名前をつけてしまう「寿限無(じゅげむ:ちょうじゅかぎりなし)」のような想いがあったのではないでしょうか。
落語を聴くことで、今まで気づかなかった新しい世界がどんどん広がっていくこともあるわけです。そうやって、考えるとキラキラネームってやつも随分昔からあったということでございますな…あまりにも引いてしまうドッキュンネームはご勘弁を、というところは現代でもかわりませんが…
また、落語は世界で最もシンプルな演劇とも云われております。噺家(落語家)さんたちの仕草や表情、語り口は一見、いや百見以上の価値です。
皆さまにそんな落語の楽しいところ、楽しみ方を拙い語りですが、お伝えしていきたいと考えております。どうぞ、末永いお付き合いの程をお願い申し上げますm(__)m