たくさんのお運び、誠にありがとうございますm(__)m。Web亭落語講座、案内人の落語語朗(らくごかたろう)と申します。皆様に落語の魅力を紹介しております。

コンサートやイベントの会場、特に、開場を待つ会場周辺の雰囲気てぇものはいいもんですな…いえ、洒落じゃございません…これから何か、とってもワクワクするなにかが始まるようで、まるで祭りのようです(いや、始まるし…楽しみにしている人にとっては祭りだし)

昔はそんな会場には、ちょっと堅気に見えねぇ、って感じのお兄ちゃんが「はい、券あるよ」とか「はい、券買うよ」なんて連呼してたもんだけれど、最近はめったに見なくなったもんですな。まぁ、ダフ行為は売る方も買う方も法令に触れる行為でありますからな…

尤もそんなお兄ちゃんたち、ダフ屋が存在するのも熱心なファンてえのはチケットが手に入らなかったりした時に、せめて雰囲気だけでも感じたいなんて考えて、会場に行ったりするからなのかもしれませんな…

ではでは、落語の公演のチケットはどんな具合に購入すればよいのかと申しますと、基本はコンサートやスポーツの試合なんかと同じでございます。チケット会社を通じて購入したり、会場で直接予約・購入したりという形式でございます。落語のチケットも、もちろんWeb上やコンビニの端末を通した予約・購が可能でございます。

落語の公演には大きくわけて二通りのパターンがございます。公演の場所である寄席(演芸ホール)が主催するものと噺家(落語家)さん、もしくはイベント団体が主催するものであります。後者のようなパターンは特に「落語会」と云われているものが多うございます。これは、たいてい落語のみの公演でございます。その他は落語や漫才や漫談や歌謡ショーという複数の分野の芸人さんが同じ舞台に立つというスタイルもございます。

チケットの費用は寄席の場合、大人3,000円程から、学生2,500円程から、子供1,500円程からという値段が相場です。落語会の場合は噺家さんの人気や出演する噺家さんの人数などにもよりますが、4,000円から5,000円前後が相場となり、大人料金と子供料金は同額というケースもあります。

そういえば昔、雑誌の「ぴあ」を持ち歩いていると、なんだかとてもお洒落に見えるという時代がありました。雑誌自体は休刊となっていますが、現在はWebを通して情報を発信しております。雑誌の初期の頃は映画とコンサートの情報誌で落語の情報の掲載はなかったのですが、現在は落語情報、豊富でございます。

公演情報はチケット会社の情報とともに、お気に入りの噺家さんのホームページやブログ、SNSなどをチェックすると良いでしょう。これからの公演情報とともに、過去にその方がどのような公演を行っていたのか、ということが参考になります。

是非、一度、落語の公演におこしください。以上、落語の公演についての一席でございます。お後が宜しいようで…m(__)m