落語公演が行われるところ。寄席はこんな場所にあります

たくさんのお運び、誠にありがとうございますm(__)m。Web亭落語講座、案内人の落語語朗(らくごかたろう)と申します。皆様に落語の魅力を紹介しております。

寄席は落語を始め、漫才や漫談などをほぼ毎日上演している演芸場です。まぁ、オリンピックも決まったことですし、あらためて東京の寄席があるところがどんな所にあるか、紹介をさせていただきます。

現在、東京には常設の寄席(寄席の亭主、席亭が運営する寄席)が四か所ございます。浅草・上野・新宿・池袋でございます。いずれも、云わずと知れた観光地であります。東京観光のバスツアーでも、各地をまわって、寄席に立ち寄り、お弁当たべながら芸を楽しむ、なんてプランも多うございます。

浅草の寄席は浅草演芸ホール。つくばエクスプレスのA5出口を出てすぐ横という場所柄もありがたいところにございます。浅草の浅草寺の雷門で写真撮ったことがあるという方はたくさんおれれると思いますが、その他にも見所はたくさんございます。

浅草寺の梵鐘は「時の鐘」という名称でございます。江戸時代、地域の中核のお寺には時計があって、それに従って鐘で時刻を知らせておりました。江戸に限らず、全国各地で同様だったのでありますが、昔の人の暮らしぶり、必ずしも日の出、日の入りで時刻を定めていたわけではなかったのですな。

上野は上野鈴本演芸場。東京メトロ上野広小路駅のA3出口の目の前でございます。その他にも徒歩5分から10分ほどの場所に公共交通機関の駅が5つある便利なところでございます。上野といえば、動物園のパンダ、ほのぼのとした愛嬌で私共を癒してくれますが、何分動物さんでございます。ちょうど、お昼寝タイムだったということもあるでしょう。でも、噺家さんを始めとする芸人さんたちはいつでも、パワー全開でございます。

新宿は新宿末廣亭。地下鉄の新宿線・副都心線・丸ノ内線のC4出口を出てすぐのところでございます。新宿と云えば、都庁や繁華街をイメージする方も多いと思われますが、実は公園の名所でもございます。新宿三丁目の目の前には新宿御苑、JRの線路を挟んで、反対側の西口には新宿中央公園、都心にひろがる広大な緑地でございます。

桜の季節は云うに及ばず四季を通して自然に触れることができますが、新宿御苑では自然教室やアートギヤラリーの実施が人気を博しておりますし、新宿中央公園では園内の巨大なナイアガラの滝に模した水の広場を年末年始に綺麗にライトアップしております。

池袋は池袋演芸場。JRならば北口、地下鉄の副都心線・丸ノ内線、東武東上線はC10またはC12出口を出てすぐのところになります。ところで、水族館と云えばどこを思いうかべますでしょうか。江ノ島、鴨川、八景島などなどではないでしょうか。

しかし、池袋のサンシャイン水族館は都会のど真ん中、ビルの屋上の水族館です。飼育されている生物たちの鑑賞やアシカやペンギンのショーはもちろんこことでございますが、天空のオアシスをコンセプトにした同館は日中、周辺のビルに灯りがともる夜間の景観も素晴らしいものでございます。

東京の寄席はいずれも交通機関が便利に利用できるところにあります。表記したものの他にもアクセス方法は多数ございます。寄席に足を運んで、名所スポット巡りというのもオツなものでございます。

なお、常設寄席の他、イベント会社等が営業する多数の演芸場や一般の劇場、ホールなどでも落語の高座が楽しむことができます。以上、寄席はこんな場所にありますの一席でございます。お後が宜しいようで…m(__)m

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「笑いと健康との関係は?」落語で笑って健康になろう!

たくさんのお運び、誠にありがとうございますm(__)m。Web亭落語講座、案内人の落語語朗(らくごかたろう)と申します。皆様に落語の魅力を紹介しております。

笑う門には福来るなんて申したりいたします。日本人は昔から笑いを徳としてきたのでございますな。ことわざでは、いつも笑いに満ちている家には自然に幸運が訪れる、明るく朗らかにしていれば幸せになれるという意味です。

皆さんにとって幸せとは何ですか?価値観の多様化ということが云われるようになって久しいですが、やっぱり健康第一というのは多くの人の願いなのではないでしょうか。実は笑いと健康にはとても密接な関係があるのです。

まずは、笑いと逆の哀から触れますが、悲しくて、悲しくてどうしょうもなくって、思いっきり泣いてしまった時、かえって、スッキリしたりしませんか?それは体の中のストレス成分が涙にのって流れ出てしまうからなのです。思いっきり笑った時にもちょっと涙が出ます。だから、スッキリした気分になるのですな。涙腺って、不思議なものですな。

しかし、笑って涙が出なくても気分が晴れやかになることもあります。それはどうしてなのでしょうか。それは、毛細血管の隅々に酸素が充分に行き届くからなのだそうです。笑う時に吸う息の量、吐く息の量は通常の呼吸の10倍以上なのだそうです。

その時に吸いこまれた酸素は体じゅうの毛細血管に一気に行きわたり、細胞の活動を活性化させるのだそうでございます。深呼吸で心が落ち着くのと同じ原理というわけですな。

また、お風呂に入っている時も同じ効果が得られるそうです。湯船につかって気持ちよくなり、「ふぅ~」というあれ、日本人の長寿はあれがあるからだそうなのですな。立川志の輔師が「新八語朗出世」の枕(お噺の本筋に入る前のMCのようなもの)でおっしゃっておられました。なるほど、ガッテンいたしました。

それなら、落語で思いっきり笑って健康になってしまおうではないですか。落語の滑稽噺、人がよくて飾り気のない与太朗が引き起こすドタバタ騒動…「そんなことあるわけない」と感じる人もいるでしょうし、「あぁ~あるある」と感じる人もいるでしょう。だから面白いのです。

自分を奮い立たせたい時、好きな音楽を聴いて元気をもらう人は多いのではないかと思います。お仕事、学校に行く前に電車の中で好きな音楽を聴いていられる方はたくさんいられます。落語も同じようにいつでも何処でも、手軽に楽しむことができるので、いつでも何処でも元気になれます。

落語は不思議な演芸です。言葉だけでも充分に楽しむことができるのです。そりゃ、落語のだいご味は噺家さんの仕草や表情も大事な要素です。しかし、何度か聴いているうちに噺家さんの言葉からひろがるインスピレーションが広がります。

一日一つ小噺を仕入れて、あなたの友人に披露、その友人が笑えば、あなただけではなく、あなたの友人も健康に幸せになってしまいますです。幸福の伝道師、まるで噺家さんのようです。

以上、笑と健康の一席でございます。お後が宜しいようで…m(__)m

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「新作落語をつくってみよう」どんなテーマが落語向き?

たくさんのお運び、誠にありがとうございますm(__)m。Web亭落語講座、案内人の落語語朗(らくごかたろう)と申します。皆様に落語の魅力を紹介しております。

落語には古典落語と新作落語がございます。古典落語は昔から伝わる落語の演目、新作落語は噺家さんや落語作家さんが新たに創作するお噺です。

落語の題材は日常生活のいろいろなところに溢れています。また、時代に合わせたアレンジが可能なのです。新作落語、実際にあなたも、つくってみませんか?つくるのも愉しいですよ。では、どのようにつくるのか、ご案内いたします。

落語のお噺をつくってみる、と申しても難しく考える必要はございません。前述のように題材は日常生活のなかにあります。では、プロの噺家(落語家)さんはどのような視点で新作落語を作っているのでしょうか。ちょっと参考にしてみましょう。

立川志の輔師匠はご自身で新作落語を作る時にこんなことを意識しているとおっしゃっています。「昔は貧乏、きたない、物がない、そういった内容の話を語っていると、みんながかわいそうね…と同情してくれた…ところが、現代はどうです、例えば、ドラッグストアに行ったらいろんな製品が溢れているでしょう。お金があって、きれいで、物があるんですよ」

こういった視点の落語が師匠の新作、「買い物ブギ」です。このお噺ではドラッグストアに買い物に来たおじさんが店員さんに「お風呂用ユアペット(洗剤のマイペットのもじり)と台所用ユアペットはどこがどうちがうの?」と質問していると、「では、どこでも使えるただのユアペットはいかがですか?」とすすめられて「じゃ、お風呂用と台所用の立場がないじゃん。専門家としての気持ちはどうするの?」と展開していきます。

いかがですか?きれいで物が溢れている現代をどんなふうにいじると落語になるか、よくおわかりになっていただけるのではないかと思われます。

そして、落語をつくるとなると落ち(下げ)をどうしよう…と思われるかもしれませんね。こちらの方もあまりひねりを意識する必要はございません。数をこなすうちにだんだんとどうひねればよいか、自然にわかってまいります。

噺の内容にそった格言や世相などを持ってくると上手くはまります。前述の「買い物ブギ」はドラッグストアが舞台ですから「バカにつける薬はございません(バカは死ななきゃ治らないとアレンジされることもあります)」という落ちです。

上方落語の演目、「ぜんざい公社」は国がぜんざい屋を経営したらどのようになるのだろうか、という発想のお噺です。縦割り行政によるたらい回しにあいながら、やっとのことでありついたぜんざいが全然甘くない…お客さんが文句を言うと、「ウチは国営ですから国会議員の先生だけに甘くしております」という落ちです。「なるほどねぇ…」そんな感覚になる落ちを考えると良いでしょう。

はじめは短い小噺のようなものでいいのです。こんなこと考えてると、自然に女の子を退屈させない話題を豊富に持てるようになるかもしれませんよ。ぜひ、あなたもチャレンジしてみてください。以上、新作落語をつくってみようの一席でございます。お後が宜しいようで…m(__)m

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落語協会が配信中「インターネット落語会」を覗いてみよう

たくさんのお運び、誠にありがとうございますm(__)m。Web亭落語講座、案内人の落語語朗(らくごかたろう)と申します。皆様に落語の魅力を紹介しております。

みなさんは落語をどんな手段で鑑賞していますでしょうか。お気に入りの噺家(落語家)さんがいらっしゃれば、実際に寄席や落語会に足を運んだり、DVDやCDを購入している方もいらっしゃるでしょう。ネットで動画を検索するのも良いかもしれませんね。今日は落語協会のネットを通じた活動を紹介したいと思います。

落語協会は正式名称を一般社団法人落語協会と云って、2014年の6月から柳亭市馬師匠が会長を務められています。噺家さんだけではなく、講談師さんや色物芸人さん(寄席で音曲を演じる芸人さん)も所属しています。

活動内容は落語などの芸能の伝承・後進育成や所属する噺家(落語家)さんの昇進の認定などです。つまり、噺家さんが二つ目や真打に昇進、という場合は落語協会によって認定されるわけです。

事業の一環として、落語協会ではYou Tubeを通じて「インターネット落語会」を配信しています。毎月1日、11日、21日に更新されております。「インターネット落語会」は同協会のHPのトップからも入ることができます。常席の寄席の様子を録画しての映像ですので、お客さんの笑いや拍手も拾っています。綺麗な画質、鮮明な音声で高座を楽しむことができます。

この動画は若手の方からベテランさんまで、幅広い噺家さんが登場します。いままで知らなかった噺家さんと出会えるところがとてもいいところです。特に、一般の方は若手のなかでも、なかなか二つ目さんの高座に触れる機会は少ないのですが、こちらでは二つ目さんの動画もたくさんありますので、是非、ご覧ください。更新は頻繁になされていますが、アーカイブスで過去の動画も鑑賞できます。

また、ナビゲーター役の噺家さん(主に若手の二つ目の方)が動画に登場した噺家さんの愛用している着物や扇子などの道具、日常生活のエピソードなどの秘話を紹介してくれくれたりするところも、興味深く、「へぇー」と思うことが少なくありません。

落語協会ではHPの「芸人紹介」で、同協会に所属する全芸人さんのプロフィールを紹介しています。二つ目さん以上は動画の挨拶つき、SNSのアカウントやHP、ブログ、メールアドレスを載せている方もいらっしゃいますので、芸人さんとの交流も期待できます。

落語を始めとする芸事の普及という観点では実に、上手いことやっているという感じなのですが、もう一つ、落語協会はノベリティグッズを豊富に取り揃えています。そのなかでも、協会公認キャラクターの「はなしか」くん(ちゃん…さんかも?とぼけた顔でしっぽしっぽが赤い花になっている、ゆるキャラなのですが…)を染め抜いた手ぬぐい、ちょっと欲しくなってしまいます。

以上、インターネット落語会を覗いてみようの一席でございます。お後が宜しいようで…m(__)m

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