噺家さんのタレント活動…バラエティから映画俳優まで

たくさんのお運び、誠にありがとうございますm(__)m。Web亭落語講座、案内人の落語語朗(らくごかたろう)と申します。皆様に落語の魅力を紹介しております。

噺家(落語家)さんを目にする機会はどんなところでございましょうか。落語ファンの方は実際に寄席に足を運んでおられる方は寄席ということになるのでしょうが…多くの方はテレビで…というケースではないでしょうか。

日曜日の夕方の「笑点」は長寿番組でございます。サンデーシンドロームは「サザエさん」ではなく、「笑点」です…なんて方もいらっしゃるかもしれませんな。ちなみに、サザエさんシンドロームとはサザエさんのエンディング曲を聴いていると、「あぁ、日曜日も終りなんだなぁ…明日から学校(仕事)かぁ…」と少々シミジミとしてしまう症状であります。

現代の噺家さんは日常生活では私服で過ごされています。春風亭昇太師匠なんかは帽子がトレードマークで落語以外のテレビ出演の際はそんなスタイルの時も多いようでございます。私服なので街中ですれちがっても気づかなかったなんてこともあるかもしれません。そこが、日常の外出時もちょん髷姿に着物が基本というお相撲さんと違うところであります。

さて、噺家さんのなかには落語以外にも色々な活動をされている方がたくさんおられます。趣味が高じて映画監督をやったり、俳句の本を書かれたりする方もいらっしゃいますが、やはり多いのはタレント活動でございましょう。

立川志の輔師匠はNHKの健康をテーマにした情報バラエティの「ためしてガッテン」の司会を番組開始からされております。2014年の4月に20年目に突入した番組で小野文恵アナウンサーとの息もピッタリです。落語のお噺のなかで、「みなさん、この意味わかりましたか?」という意味合いで「ガッテンしていただけましたでしょうか?」というのを決め台詞にもされておられます。

志の輔師匠は出身地である富山県の万葉線で観光客向けの沿線の案内を兼ねた社内アナウンスをされております(録音でございます。このアナウンスは土・日・祝日に実施されております)。

元々、表現力を求められる噺家さんはテレビや映画の俳優をされている方もいらっしゃいます。1996年から1997年にかけて放送されたNHKの連続テレビ小説「ふたりっ子」には桂枝雀師匠や桂小米師匠、桂小米朝(5代目桂米團治)師匠、笑福亭松之助師匠が出演されております。大阪を舞台としたドラマらしいです。そういえば、「ふたりっ子」がデビューだった「マナカナ」の三倉佳奈さん、先日第一子をご出産されました。早いものですな。

枝雀師匠は映画でも熱演されておられます。その作品は1988年作成の松本俊夫監督による「ドグラ・マグラ」です。夢野久作の原作は「日本三大奇書」と言われております。「息子がドグラ・マグラという本を持っているのですが、大丈夫でしょうか?」とヤフー知恵袋の動画付きQ&Aにもなっていました。

枝雀師匠の役は九州帝国大学精神科教授の正木博士、主演級の出演で映画評論家のみなさんも師匠の演技に賞賛の声を送っておられます。こちらのDVD、中古市場でもプレミアがついて2万円前後いたします。

この他にも、噺家さんはお話をする商売ですから結婚式の司会なんかをやられている方もおられます。噺家さんの司会、人情味溢れた式になるのではないでしょうか。

以上、噺家さんのタレント活動の一席でございます。お後が宜しいようで…m(__)m